アイテープとは、まぶたに貼ることで人工的に「ふたえの溝」を作り出す、細長い形状の目元専用粘着テープです。一重まぶたを二重にしたり、奥二重の幅を広げたり、左右の二重バランスを整えたりするために使用されます。液体状の「ふたえのり(皮膜式・接着式)」と異なり、乾かす待ち時間が不要で、テープの厚みや硬さを利用してまぶたの重みを物理的に押し上げられるため、まぶたが厚めの方でも比較的クッキリとしたラインを作りやすいのが特徴です。

アイテープには、まぶたの表面に貼って溝を作る「片面タイプ」と、皮膚同士を強力に接着させる「両面タイプ」、そして伸ばして食い込ませる「ファイバータイプ」などがあります。素材も目立ちにくい半透明のものから、上からアイシャドウを重ねても質感が馴染みやすい「メッシュタイプ」や「布製」など、進化を続けています。まぶたは体の中で最も皮膚が薄くデリケートな部位であるため、粘着剤によるかぶれや、剥がす際の摩擦ダメージ(まぶたのたるみ)に注意し、専用のリムーバー等で優しくオフすることが美しさを保つ鍵となります。

主なポイント

  • 物理的なリフトアップ: テープの「支柱」としての強度を利用し、重いまぶたをグイッと持ち上げて、理想のふたえ幅を長時間キープする。
  • 素材とタイプの使い分け:
    • 片面タイプ: ナチュラルな仕上がり。伏せ目にした時も突っ張りにくい。
    • 両面タイプ: 重いまぶたも強力に固定。クッキリとした深い溝を作れる。
    • ポイントタイプ: 目尻だけ、目頭だけなど、部分的な補正に最適。
  • メイクとの相性: 近年主流の「メッシュ式」や「表面加工タイプ」は、上からアイシャドウを塗っても弾きにくく、メイク後でもテープのテカリが目立たない。
  • 装着のコツ: 貼る前にまぶたの皮脂をティッシュ等でしっかり拭き取ることが、日中の剥がれや浮きを防ぐ最大のポイント。
  • 肌への負担軽減: 毎日同じ位置に貼り続けると皮膚が伸びて「たるみ」の原因になるため、夜の完全オフとアイクリーム等による保湿ケアが不可欠。