シザーとは、美容師や理容師が髪をカットするために使うプロ用のハサミのことです。一般的な文房具のハサミとは異なり、髪を傷めにくい高い切れ味を持つ専用設計で、滑らかにカットできるのが特徴です。また、長時間の施術でも手や指への負担を減らすため、人間工学に基づいた持ちやすい形状になっています。用途に応じて種類も分かれており、髪の長さをしっかり切るブラントシザー、量を減らして軽さを出すセニングシザー(すきバサミ)、毛先に動きや柔らかさを出すスライドシザーなどが使い分けられます。持ち手にも違いがあり、左右対称のメガネタイプや、手首が自然な角度になりやすいオフセットタイプがあり、特にオフセットタイプは疲れにくさと操作性の高さから多くの現場で使われています。
主なポイント
- シザーの定義
シザーとは、髪の毛をカットするために使われるプロ専用のハサミのことです。髪を傷めにくい鋭い切れ味と、長時間の使用でも手に負担がかかりにくい人間工学に基づいた設計を備えており、ヘアカットの基本となる重要な道具です。 - 用途別の3種類のシザー
ブラントシザーは髪の長さをまっすぐに切り揃えるために使い、セニングシザーは髪の量を調整して軽さを出すために使われます。スライドシザーは刃を滑らせるように動かし、自然な束感や柔らかな動きを作るために使われ、仕上がりや工程に応じて使い分けます。 - オフセットハンドルの形状
親指側の持ち手を短くした立体的な設計で、自然な手の角度でシザーを扱える形状です。手首や肘の無理なねじれを減らすことで動きが安定し、長時間のカットでも疲れや痛みを感じにくくなります。 - 切れ味が長持ちする素材
コバルト合金などの硬い金属を使うことで、毎日多くの髪をカットしても刃先が摩耗しにくいシザーです。切れ味が長く保たれるため、毛先の断面がつぶれにくく、なめらかな仕上がりを維持できます。 - 毎日のメンテナンスと切れ味管理
シザーの寿命を延ばし、安定したカットを維持するための基本的な管理です。使用後は毛クズや汚れをしっかり拭き取り、専用のオイルを差して動きをなめらかに保ちます。これにより開閉の引っかかりを防ぎ、常に安全で正確なカットができる状態を維持します。

