テカリとは、皮脂が肌表面に広がることで光を強く反射し、肌がギラついて見える状態のことです。適度なツヤがうるおいのある健康的な印象を与えるのに対し、テカリは皮脂による光沢が目立ちやすく、メイク崩れの原因にもなります。

テカリは皮脂の分泌量が多い場合だけでなく、乾燥などによって肌の水分と油分のバランスが崩れている場合にも起こります。特に、肌の内側が乾燥している一方で表面はベタつく「インナードライ」の状態では、皮脂が目立ちやすくなることがあります。

そのため、テカリが気になるからといって皮脂を落としすぎるのではなく、洗顔で余分な皮脂を落としながら、化粧水乳液などで適切に保湿することが大切です。日中は、あぶらとり紙やティッシュで軽く皮脂を押さえ、必要に応じてフェイスパウダーなどで整えると、自然な仕上がりを保ちやすくなります。

主なポイント

  • 酸化」による肌ダメージ:
    皮脂は空気に触れることで酸化し、酸化した皮脂が肌への刺激となることがあります。過酸化脂質などの酸化物質が増えると、肌の状態によっては赤みや毛穴の目立ちなどにつながる場合があります。皮脂の酸化速度は、皮脂の成分や紫外線、温度、肌の状態などによって異なります。
  • ティッシュで余分な皮脂を押さえる:
    あぶらとり紙は皮脂を取りすぎることがあるため、日中のケアにはティッシュを肌に軽く押し当てる方法がおすすめです。肌に必要なうるおいを残しながら、余分な皮脂だけを取り除き、自然な肌状態を保ちやすくなります。
  • 収れん化粧水で肌を整える:
    収れん化粧水は、ビタミンC誘導体植物エキスなどを配合し、肌を引き締める目的で使用される化粧水です。毛穴を目立ちにくく整え、皮脂によるテカリや化粧崩れを抑えるためのスキンケアとして取り入れられています。
  • 皮脂を固めてテカリを抑えるパウダー:
    化粧下地ファンデーションには、皮脂を吸着してさらさらとした状態に整える粉体を配合した製品があります。皮脂によるベタつきやテカリを抑え、メイクの仕上がりを長時間保ちやすくするために使われています。
  • Tゾーン」の集中ケア:
    額や鼻周りは皮脂の分泌が多く、テカリや化粧崩れが気になりやすい部分です。部分用のマット下地をTゾーンに仕込むことで、余分な皮脂を抑え、顔全体を均一な質感に整えやすくなります。
  • 男性に多いテカリの悩み:
    男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多い傾向があり、テカリを気にする人も少なくありません。メンズコスメでは、余分な皮脂を落としてさっぱりと洗い上げる洗顔料や、肌表面をさらりと整えるBBクリームなど、テカリを抑えて清潔感のある印象に仕上げるアイテムが展開されています。