ナイロンとは、石油などを原料として作られる合成繊維の一種です。耐久性や強度に優れ、衣類や日用品だけでなく、美容や医療の分野でも幅広く利用されています。
化粧品では「ナイロン-12」などの名称で、ファンデーションやフェイスパウダーなどに配合されています。細かな粉体が肌の凹凸をなめらかに見せ、さらっとした質感に整える目的で使用されます。
美容・医療分野では、ナイロン製の糸が縫合糸として使用されることもあります。強度があり、体内で分解されにくい非吸収性の素材であるため、手術後の傷口を縫い合わせる際などに利用されています。
主なポイント
- 「ナイロン-12」として配合される化粧品成分
ナイロン-12は、ファンデーションやフェイスパウダーなどに配合される粉体成分です。さらっとしたなめらかな質感を作り、化粧品の伸びや使用感を整える目的で使用されています。
- 「皮脂」を吸着してさらっとした仕上がりに
ナイロンパウダーは、肌表面の余分な皮脂を吸着し、ベースメイクのさらっとした質感を保つために使われます。テカリや化粧崩れを抑え、メイクをきれいに保ちやすくします。
- 「肌の凹凸」を整えてなめらかに見せる
ナイロンパウダーは、肌の凹凸を目立ちにくくし、毛穴やキメをなめらかに見せるために使われます。ベースメイクの厚塗り感を抑えながら、均一で自然な仕上がりに整えます。
- 「医療用の縫合糸」として使用
ナイロン糸は、美容外科や形成外科などで、組織の固定や傷口の縫合に使用されることがあります。強度があり、細い糸にも加工できるため、手術の種類や部位に応じて使い分けられています。
- 「なめらかな表面」で抜糸しやすい
医療用ナイロン糸は表面が比較的なめらかで、組織との摩擦を抑えやすい性質があります。非吸収性の糸として使用される場合は、傷口の状態を確認したうえで抜糸が行われます。
- 「溶けない糸」として長期間留置できる
ナイロン糸は、体内で分解されにくい非吸収性の「溶けない糸」として、埋没法などに使用されることがあります。長期間にわたって形状を保ちやすく、施術後のラインを維持するために用いられる素材です。

