ネイルクレンザーとは、ジェルネイルアクリルなどを施術する前に、爪の表面に付着した水分や油分、汚れを拭き取るための専用液です。爪の表面を清潔な状態に整えることで、ジェルなどを密着させやすくし、リフト(浮き)を防ぐための下準備に使われます。

主にエタノールやイソプロパノールなどの溶剤が使用され、揮発性が高いため、拭き取り後は爪の表面が乾いた状態になります。また、ジェルネイルの施術では、硬化後に表面に残る未硬化ジェルの拭き取りに使用することもあります。油分や水分を取り除いて爪の状態を整えることで、ネイルをきれいに仕上げるための下処理を行えます。

主なポイント

  • リフトを防ぐための下準備:
    爪のキワや根元に残りやすいルースキューティクル皮脂をクレンザーで拭き取り、爪の表面を清潔で乾いた状態に整えます。余分な油分や汚れを取り除くことで、ジェルが爪に密着しやすくなり、リフト(浮き)を防ぐための下準備につながります。
  • 「未硬化ジェル」の拭き取り:
    トップジェルを硬化した後、表面に残るベタつきのある未硬化ジェルを、クレンザーを含ませたコットンなどで拭き取ります。余分な未硬化ジェルをきれいに除去することで、表面がなめらかに整い、ジェル本来のツヤのある仕上がりになります。
  • サンディング後のダストをクレンザーで除去する:
    サンディングで爪表面を整えた後は、削りカスである「ダスト」が残るため、クレンザーを使ってきれいに拭き取ります。ダストや余分な油分を取り除いて爪表面を清潔な状態に整えることで、ジェルが密着しやすくなり、きれいな仕上がりにつながります。
  • 除光液リムーバー)」との違い:
    除光液(リムーバー)は、マニキュアなどを落とすための溶剤で、製品によっては乾燥を抑えるための保湿成分や油分が配合されています。一方、ネイルクレンザーは、ジェルネイルなどを施術する前に爪表面の水分や油分、汚れを取り除き、ジェルが密着しやすい状態に整えるために使われます。
  • ネイルプレップやプレプライマーとも呼ばれる:
    ネイルクレンザーは、サロンによって「ネイルプレップ」や「プレプライマー」などと呼ばれることがあります。ジェルネイルなどを施術する前に爪の表面を整える「プレパレーション(下準備)」の工程で使われ、余分な水分や油分、汚れなどを取り除いて、次の施術につなげます。
  • 毛羽立ちの少ないワイプでクレンザーを拭き取る:
    コットンは製品によって繊維や毛羽が爪の表面に残ることがあり、ジェルを塗る際の凹凸につながる場合があります。そのため、ネイル施術では毛羽立ちの少ない専用ワイプを使ってクレンザーを拭き取ることがあります。身近なものでは、繊維が残りにくいキッチンペーパーを使用する方法もあります。