ノンコメドジェニックとは、ニキビの初期段階である「コメド(面皰)」ができにくいように設計された化粧品のことです。コメドは、皮脂や古い角質などが毛穴に詰まってできるもので、白ニキビや黒ニキビのもとになります。

「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示された製品は、一定の条件のもとで人の肌に使用し、コメドができにくいかを確認する試験が行われています。ただし、すべての人にコメドができないことを保証するものではなく、ニキビそのものを予防・治療する化粧品という意味でもありません。

脂性肌やニキビができやすい人がスキンケアベースメイクを選ぶ際には、ノンコメドジェニックテスト済みかどうかを判断材料の一つにできます。肌質や使用感なども考慮しながら、自分の肌に合った製品を選びましょう。

主なポイント

  • コメドができにくい設計:
    コメドは、皮脂や古い角質などが毛穴に詰まることで形成されます。ノンコメドジェニック製品は、こうしたコメドができにくいように処方を工夫し、実際の肌でコメドの形成を確認するテストが行われています。コメドはニキビの初期段階にあたるため、ニキビができやすい人のスキンケアやベースメイク選びの判断材料になります。
  • ニキビができにくい処方の工夫:
    ノンコメドジェニック製品では、毛穴を詰まらせにくいように、使用する油性成分の種類や量などを考慮して処方が設計されています。オリーブ油などの植物油やスクワランを含む製品もありますが、成分だけでコメドができるかどうかを一律に判断することはできません。ニキビができやすい場合は、「ノンコメドジェニックテスト済み」などの表示を確認し、自分の肌に合った製品を選びましょう。
  • ノンコメドジェニックテストの意味:
    「ノンコメドジェニックテスト済み」の製品は、一定の条件のもとで人の肌に繰り返し使用し、コメドができにくいかを確認する試験が行われています。試験方法は製品やメーカーによって異なりますが、背中などの皮膚に製品を塗布し、一定期間後の毛穴の状態を確認する方法などがあります。ただし、この表示が「すべての人にニキビができない」ことを保証するものではありません。ニキビができやすい人が化粧品を選ぶ際に、肌に合うかどうかを考えるための判断材料の一つとして活用できます。
  • ベースメイクは表示を確認する:
    日焼け止めファンデーションは、肌に密着させて長時間使用することが多いアイテムです。ニキビができやすい人は、こうしたベースメイクを選ぶ際に「ノンコメドジェニックテスト済み」などの表示を確認すると、製品選びの参考になります。
  • オイルフリーとノンコメドの違い:
    「オイルフリー」は、製品に油性成分を使用していないことを示す表示です。一方、「ノンコメド」は、油性成分の有無ではなく、コメドができにくいように設計され、ノンコメドジェニックテストなどで確認されていることを指します。そのため、ノンコメド製品でも油性成分が含まれている場合があります。
  • 大人ニキビのケアと製品選び:
    大人ニキビが気になる場合は、肌の乾燥を防ぐための保湿と、毛穴を詰まらせにくい製品選びを両立することがポイントです。保湿力のある化粧品を選ぶときも、「ノンコメドジェニックテスト済み」などの表示を確認することで、コメドができにくい製品を選ぶ際の参考になります。
  • クレンジング洗顔も丁寧に行う:
    ノンコメドジェニック製品でも、使用後は製品に合った方法でクレンジングや洗顔を行い、メイクや日焼け止めなどをきちんと落とすことが大切です。落とし残しや過度な洗浄を避けながら、肌を清潔に保つことで、毎日のスキンケアを続けやすくなります。