ビューラーとは、まつ毛を上下から挟んで圧を加え、上向きの曲線(カール)を作るためのメイク道具です。正式名称は「アイラッシュカーラー」ですが、日本ではかつての商標名が広まった「ビューラー」という呼び方が一般的です。

最大の特徴は、下向きに生えがちな日本人のまつ毛を根元から立ち上げ、目に光が入りやすくする効果にあります。まつ毛が上を向くことで、目がパッチリと大きく見えるだけでなく、表情全体を明るく華やかな印象に変えることができる、アイメイクには欠かせない基本の道具です。

主なポイント

  • 「三段階」で分ける自然なカール
    一度に強く挟むのではなく、根元、中間、毛先と3回ほどに分けて、手首を返すように少しずつ角度をつけていくのがコツです。これにより、カクカクとした不自然な折れ曲がりを防ぎ、滑らかな曲線を作ることができます。
  • 「目の形」に合うカーブ選び
    人によって目の幅や、まぶたの丸み(カーブ)は異なります。一重や奥二重の方に向けた「まぶたを押し上げるタイプ」など、自分の目の形に合ったフレームを選ぶことで、生え際からしっかりとまつ毛を捉えることができます。
  • 「ゴムの弾力」が仕上がりを左右する
    まつ毛を挟む部分のゴムは、使い続けるうちに溝ができたり硬くなったりします。劣化したゴムを使い続けると、まつ毛が切れたり抜けたりする原因になるため、2〜3ヶ月を目安に新しいものに交換するのが、まつ毛を健やかに保つための大切な習慣です。
  • ホットビューラー」との使い分け
    熱の力で形を作る「ホットビューラー」は、普通のビューラーで上がりにくい頑固なまつ毛や、マスカラ後の仕上げ、カールのキープ力を高めたい時に役立ちます。ただし、まつ毛パーマをしている場合は、熱による乾燥を防ぐため、使用を控えるのが無難です。
  • 「清潔さ」の維持
    ビューラーのゴムやフレームにマスカラやアイシャドウがついたままだと、まつ毛がくっついて抜けてしまうことがあります。使うたびにティッシュなどで汚れを拭き取り、常に清潔な状態で使用することが、トラブルを防ぐポイントです。
  • 「適度な休息」とケア
    毎日ビューラーで挟むことは、まつ毛にとって少なからず負担になります。時には「まつ毛美容液」で栄養を補給したり、お休みの日を作ったりするなど、いたわりながらおしゃれを楽しむ姿勢が、将来のまつ毛の健康を守ることに繋がります。