ピオシアニンとは、水回りや土壌などに存在する細菌「緑膿菌」が作り出す青緑色の色素です。美容では、ジェルネイルやつけ爪の隙間で緑膿菌が繁殖し、爪が緑色や青緑色に変色する「グリーンネイル」との関係で知られています。
人工爪と自爪の間に水分が残った状態が続くと、緑膿菌が繁殖しやすくなります。緑膿菌が作り出すピオシアニンによって、爪が緑色や青緑色に変色します。また、緑膿菌が傷口などから感染すると、青緑色の膿を伴う炎症を起こすこともあります。
ピオシアニンによるトラブルを防ぐには、ネイルサロンで使用する器具の洗浄・消毒など衛生管理を徹底することが重要です。ジェルネイルなどの浮き(リフト)を放置せず、自爪を清潔で乾燥した状態に保つことも予防につながります。
主なポイント
- 人工爪と自爪の隙間で起こる変色
ジェルネイルやつけ爪と自爪の間に水分が残り、不衛生な状態が続くと緑膿菌が繁殖します。緑膿菌が作り出すピオシアニンによって、爪が緑色や青緑色に変色し、グリーンネイルの原因になります。
- 傷口からの感染による炎症
緑膿菌が皮膚の傷口から感染すると、青緑色の膿を伴う炎症を起こすことがあります。赤みや腫れ、痛みなどの症状が現れることもあります。
- 炎症後に残る色素沈着
ピオシアニンによる変色や炎症が長引くと、治ったあとに炎症後色素沈着としてシミのような跡が残ることがあります。
- 用具の洗浄・滅菌・消毒を徹底
ネイルサロンでは、使用する用具を適切に洗浄・滅菌・消毒し、菌の感染や増殖を防ぎます。施術前から衛生管理を徹底することが重要です。
- リフトを放置しない
ジェルネイルやスカルプチュアに浮き(リフト)ができたら放置せず、適切なタイミングでオフや付け替えを行います。自爪との隙間に水分がたまるのを防ぎ、グリーンネイルの予防にもつながります。
- 自爪を清潔で乾燥した状態に保つ
手洗いや入浴後は、爪の周りまで丁寧に水分を拭き取り、爪の隙間に水分を残さないことで菌の増殖を防ぎます。

