プロゲステロンとは、排卵後から生理前にかけて卵巣から分泌される女性ホルモンで、「黄体ホルモン」とも呼ばれます。妊娠に備えて子宮内膜を整えたり、体温を上げたりする働きがあります。また、皮脂の分泌を促すため、生理前の肌荒れやニキビ、頭皮のベタつきの原因の一つとされています。さらに体が水分をため込みやすくなることで、むくみやだるさ、胸の張りなどが起こることもあります。
一方で、髪の成長を支えて抜け毛を防ぎ、ハリやツヤを保つなど、体を維持する働きもあります。
主なポイント
- プロゲステロンの定義
排卵後から生理前にかけて分泌が活発になる女性ホルモン(黄体ホルモン)のことであり、妊娠の維持や体温上昇を支えるほか、皮脂の分泌を促して生理前の肌荒れを誘発する成分です。 - 生理前の皮脂活発化と水分溜め込みによる変調
分泌量が増える黄体期には、毛穴の詰まりや大人ニキビが起きやすくなるだけでなく、体水分を保持する働きによって顔や足のむくみ、胸の張り、だるさなどを引き起こします。 - 髪の成長期をキープする若々しさのサポート
肌をベタつかせる一方で毛根に対してはプラスに作用し、ヘアサイクルが途中で休止期に移行するのを防いで、細毛や抜け毛を予防し髪のボリュームを保つ役割を持っています。 - コラーゲンを増やすエストロゲンとの役割の違い
肌のハリや潤いを高めて排卵前にピークを迎えるエストロゲンに対し、プロゲステロンは排卵後に増えて体温を上げ、皮脂分泌を活発にするという真逆のコンディションを作ります。 - 黄体期における低刺激なシンプルケアへの切り替え
肌のバリア機能が乱れて敏感になりやすい生理前には、新しいコスメの開拓や強い角質ケアを控え、無添加などの優しいスキンケアで水分と油分のバランスを整えるようにするとよいでしょう。

