ラメとは、アイシャドウやリップ、ネイルなどに配合され、光を反射してキラキラとした輝きや、粒状感のある強い光沢を演出する装飾成分(ラメ剤)のことです。主に金属や樹脂などを加工した薄いフィルムを、ミリ単位で細かく裁断したものが用いられます。
最大の特徴は、塗布したパーツに対して一点ずつ独立した強い光を放つ「点在感」と、華やかな立体感(フロントデザイン)をもたらす点にあります。形状にもいくつかのバリエーションが存在し、定番の丸型や四角型のほか、星型などのモチーフが含まれるものもあります。類似する他の光沢表現(パールやグリッターなど)とは粒子の大きさと輝きの強さで明確に区別されており、粒子が中から大で点在感のある輝きを放つラメに対し、粒子が小から極小で面でツヤっと輝く「パール」、粒子が特大で遠目からでも際立つ「グリッター」、光る粒子が一切入っていない「マット」に分類されます。アイメイクにおいては、まぶたの中央や下まぶたの涙袋へとふんわり乗せることで瞳をみずみずしく演出でき、パーティなどの華やかな場面に向く一方、オフィスメイクのシーン(TPO)では控えめなパールを選択するなど、衣服や目的に応じたスマートな使い分けが親しまれている重要なメイクアップ用語です。
主なポイント
- ラメの定義
アイシャドウやネイル等に調合され、光の反射を利用してキラキラとした粒状の強い光沢を付与する装飾成分のことであり、金属や樹脂のフィルムを細かく裁断した材料を指します。 - 点在感のある輝き
配合されている個々の粒子が比較的大きく設計されており、ひとつひとつの粒が独立して光を反射するため、顔立ちに華やかさや自然な立体感をプラスするのに有効です。 - 形状のバリエーション
裁断されるパウダーの形状には、一般的な丸型や四角型のほかにも星型といった具体的なモチーフの種類があり、デザインの好みの系統に合わせて選択することができます。 - パールやグリッターとの違い
上品な面発光をする小粒のパールや、特大の粒子で圧倒的な個性を放つグリッターとはサイズや輝度の面で一線を画し、厚塗り感を排したバランスの良いきらめきとして区別されます。 - マットとの質感の対比
光る成分を完全に排除した陶器のような落ち着いたマットタイプとは異なり、光を集めて肌の表面にみずみずしい透明感や健康的な多幸感を演出するのに寄与します。 - まぶた中央や涙袋への応用
アイシャドウベース等でまぶたを整えたあとの仕上げとして、光が当たりやすい中央や涙袋のエリアへと馴染ませることで、瞳の印象をうるっと明るく引き立てる手順として役立ちます。 - シーンに応じた使い分け
結婚式や夜の活動(オケージョン)ではラメやグリッターで華やかに仕上げ、ビジネス環境では上品なパールでまとめるなど、日頃の生活習慣やTPOに合わせるとスマートです。

