上がり眉とは、眉頭から眉山にかけて斜め上向きに角度がつき、眉尻が眉頭よりも高い位置にある眉の形を指します。顔立ちをシャープに引き締め、凛とした知性や強い意志を感じさせるデザインとして親しまれています。

最大の特徴は、視線を上へと誘導することで顔全体にリフトアップ効果をもたらし、華やかで大人っぽい印象を演出できる点にあります。一方で、角度をつけすぎると近寄りがたく、きつい印象を与えてしまうこともあるため、自身の骨格や見せたいイメージに合わせて角度や眉山の位置を微調整することが、洗練された美しさを引き出す鍵となります。

主なポイント

  • 「直線美」が生み出す知的さ:
    眉下ラインを直線的に立ち上げることで、表情に緊張感と気品が生まれます。ビジネスシーンにおいては誠実さや自信を感じさせ、パーティなどの華やかな場面ではモードで洗練された雰囲気を醸し出すのに有効なスタイルです。
  • リフトアップ」の視覚効果:
    眉尻を眉頭よりわずかに高い位置に設定することで、フェイスラインが引き締まって見える視覚的なメリットがあります。加齢によってまぶたの重みが気になり始めた際にも、眉のラインを適度に上げることで、目元をすっきりと若々しく見せることが可能です。
  • 「角度」による印象のコントロール:
    目安として、水平線から10度程度の傾斜をつけると自然な上がり眉になります。これ以上角度を急にすると「つり眉」の印象が強まり、個性的でエッジの効いた表現になります。柔らかさを残したい場合は、眉山に角を作らず、なだらかな曲線を取り入れるのがコツです。
  • 「眉山の位置」とバランス:
    黒目の外側の延長線上から目尻の間に眉山を設定することで、横顔まで美しい立体的な上がり眉が完成します。眉山を内側に入れすぎると顔が中央に寄って見え、外側に置くとおおらかな印象に変化します。
  • 「きつさ」を和らげる描き方:
    上がり眉による威圧感を抑えたい場合は、アイブロウパウダーを使用して質感をふんわりと仕上げます。特に眉頭を淡くぼかし、眉山の下にある「眉丘筋(びきゅうきん)」のくぼみをパウダーやコンシーラーで埋めてストレート気味に補正すると、現代的な抜け感が生まれます。
  • 「自分に似合う形」の追求:
    平行眉が優しさ、アーチ眉が女性らしさを象徴するのに対し、上がり眉は「自立した美しさ」を象徴します。眉の太さや眉尻の長さを調整し、自分の顔の黄金比に合わせることで、流行に左右されない自分自身のシグネチャーとなる眉を創り出すことができます。