不織布とは、その名の通り「織っていない布」のことです。普通の布のように糸を縦横に編むのではなく、繊維を熱やノリ、あるいは機械の力でバラバラに絡み合わせてシート状にしています。

美容の世界では、顔に貼るパック(シートマスク)や、お化粧で使うコットンメイク落としシートなどの「使い捨てアイテム」として、なくてはならない素材です。

主なポイント

  • 「繊維が肌に残りにくい」
    糸を編んでいないので、使っている最中に表面がモロモロと崩れたり、毛羽立ったりしにくいのが特徴です。顔に繊維が残るストレスがなく、快適に使えます。
  • 「たっぷり水分を含める」
    繊維が複雑に絡まり合っているので、その隙間にたくさんの美容液化粧水を取り込むことができます。そのため、肌にピタッと貼っておくパックや、ふき取りシートにはぴったりの素材です。
  • 「いつも清潔に使える」
    安くたくさん作ることができ、一回ごとに捨てられるので、とても衛生的です。雑菌が気になる肌トラブルの時期でも、毎日新しいものを使える安心感があります。
  • 「肌に優しい柔らかさ」
    技術の進化によって、まるで本物の布のような柔らかい肌触りの不織布が増えています。肌をこする時の摩擦を抑えられるので、デリケートな肌の方にも選ばれています。
  • 「引き裂き」には少し弱い
    編み込んでいない分、強い力で引っ張ると破れやすいという面もあります。パックを広げる時などは、優しく扱うのがコツです。
  • 「環境への配慮」も進んでいる
    最近は使い捨てでも環境に負担をかけないよう、土に還る素材(生分解性素材)で作られた不織布も増えています。肌の美しさだけでなく、周りにも優しい素材へと進化しています。