冷え性とは、血行不良などによって、手足や下半身など体の一部、または全身が慢性的に冷える状態を指します。血流が滞ると、肌のターンオーバーや毛根への栄養供給にも影響し、くすみや乾燥、髪のトラブルなどにつながります。

原因には、筋肉量の不足や運動不足、冷たい飲食物の摂りすぎ、ストレスによる自律神経の乱れなどがあります。和漢や東洋医学では、手足の先が冷える「四肢末端型」、お尻から下が冷える「下半身型」、お腹が冷える「内臓型」、全身が冷える「全身型」などに分類します。

主なポイント

  • 筋肉量と生活習慣による冷え
    筋肉量が少ないと体内で熱を作りにくくなります。運動不足やエアコンの効いた環境、冷たい飲食物の摂りすぎなどの生活習慣も、冷えの原因になります。
  • 冷えによるくすみや乾燥
    冷えによって血流が滞ると、肌に酸素や栄養が届きにくくなり、ターンオーバーが乱れます。その結果、くすみや乾燥を招き、肌の透明感やみずみずしさが失われやすくなります。
  • 冷えによるむくみやたるみ
    冷えによって血液やリンパの流れが滞ると、水分がたまりやすくなり、顔や身体のむくみにつながります。むくみによってフェイスラインがぼやけ、たるんで見えることもあります。
  • 代謝低下による脂肪の蓄積
    身体が冷えると基礎代謝が低下し、エネルギーを消費しにくくなります。その結果、皮下脂肪が蓄積しやすくなり、セルライトや痩せにくさにも関係します。
  • 冷えによる頭皮と髪への影響
    冷えによって頭皮の血流が低下すると、毛根に必要な栄養が届きにくくなります。その結果、髪の成長サイクルが乱れ、抜け毛や白髪などの髪のトラブルにつながります。
  • 冷えのタイプ別ケア
    手先や足先が冷える「四肢末端型」は、食事で必要な栄養を補いながら、手足を温めるケアを取り入れます。腰回りや下半身が冷える「下半身型」は、ストレッチや軽いウォーキングで下半身を動かし、血行を促します。
  • 内臓型と全身型のケア
    お腹が冷えやすい内臓型は、薄着を避け、温かい飲み物などで身体を温めます。疲れやすい全身型は、規則正しい生活と適度な運動を取り入れ、基礎代謝を保つことがポイントです。