女神ヘアとは、韓国発祥のヘアスタイル「ヨシンモリ(여신머리)」の日本での呼び名のことです。韓国語で「ヨシン」は女神、「モリ」は髪を意味します。

最大の特徴は、トップをふんわりと立ち上げ、顔まわりの毛を大きく外巻きにして「大きなくびれシルエット」を作る点にあります。頬のあたりで外側にふんわりと広がり、顎まわりでキュッと内に入るS字のウェーブを構築することで、まるで女神のように優雅で大人っぽい、上品で華やかな印象を演出できます。また、顔まわりのS字カールが輪郭をカバーするため、視覚的な小顔効果を得られるメリットもあります。基本的な作り方としては、一般的に32mmから38mm程度のヘアアイロンコテ)やカーラーが使用されます。ヘアカーラーなどで根元を立ち上げるようにトップのボリュームをふんわりとさせ、前髪も根本から外側に軽く流れるような毛流れを作ります。その後、顔まわりの毛束を外側に向かって巻く「リバース巻き」にして、大きくてゆるやかなウェーブを作り、毛先は外ハネまたは内巻きにワンカールさせて整えることで、完成度の高い洗練されたスタイルが完成します。

主なポイント

  • 韓国発祥のヨシンモリという髪型に由来する日本での呼称
    トレンドのヘアスタイルにおける、名称のルーツです。女神のような優雅で美しい毛流れを持つデザインとして広く認知され、日本のサロンワークカウンセリングの現場でも定番化しています。
  • 頬で広がり顎で締まる、美しいS字の大きなくびれシルエット
    女神ヘアの形状を決定づける造形的な特徴です。直線的なラインを排し、立体的なカーブを連続して配置することで、全体のウェイトバランスを黄金比率へと近づけます。
  • 顔まわりのカールが輪郭を自然にカバーする小顔効果のメリット
    骨格補正に役立つ外見的な利点です。サイドの髪がフェイスラインに寄り添うように影を作るため、顔全体のトーンを引き締め、すっきりとした端正な横顔や立ち姿を引き立てます。
  • 根元を立ち上げてふんわりとした空気感を宿すトップのボリューム
    スタイリングの初期段階で行う、土台作りの手順です。頭頂部付近がペタンと潰れるのを防ぐためにヘアカーラーなどを投入し、品のある高さと自然体なこなれ感を構築します。
  • 前髪の根元から外側へ向けて優しく流れる美しい毛流れの形成
    フロントデザインにおける重要な調整技術です。前髪からサイドの髪へと境界線なく滑らかに繋げることで、お面のような不自然さをなくし、洗練された「優しい抜け感」を表現します。
  • 32mm〜38mmのコテを駆使して外側へ巻くサイドのリバース巻き
    大きくてゆるやかなウェーブを創出するための主要なカット・セット技法です。太めのアイロンを使用し、顔のラインから外側へと回転させて抜くことで、光を綺麗に正反射させる豊かなツヤ感をまとわせます。
  • 毛先を外ハネまたは内巻きに整える仕上げのワンカール
    ヘアスタイルの最終仕上げを担うフィニッシュの手順です。全体の毛流れの終着点である毛先に対して、コテで一定の方向の丸み(カール)を加えることで、まとまりのあるしなやかな質感へと導きます。