抜け感とは、髪型やメイクをすべて作り込まず、一部に軽さや自然なゆるさを取り入れることで、全体を軽やかに見せる表現です。きっちり整えすぎず、あえて髪の毛束やメイクの濃淡に変化をつけることで、自然体でやわらかな印象に仕上げられます。

ヘアスタイルでは、顔周りに細い毛束を残したり、毛先に軽い動きをつけたりすることで抜け感を作れます。メイクでは、目元をしっかり仕上げた場合はリップを控えめにするなど、全体の濃淡を調整することで軽やかな印象になります。パーツごとの仕上がりに強弱をつけ、全体のバランスを整えることがポイントです。

主なポイント

  • メイクの濃淡を調整して主役を引き立てる
    目元、口元、チークをすべて強調するのではなく、どこか一つの色や質感を控えめにすることで、ほかのパーツを引き立てられます。アイメイクをしっかり仕上げるときはリップを淡い色にするなど、パーツごとに強弱をつけることで、すっきりとまとまりのあるメイクに仕上がります。
  • 素肌感を残したベースメイク
    肌のトラブルをすべて隠そうとせず、薄く均一にベースを整えて、素肌がほどよく感じられる仕上がりにします。厚塗りを避けて自然なツヤを残すことで、顔全体を軽やかに見せることができます。気になる部分だけコンシーラーなどでカバーし、肌本来の質感を活かすのがポイントです。
  • 後れ毛やラフな毛流れで軽やかに仕上げる
    髪をきっちりまとめすぎず、手ぐしで整えたような自然な動きや、顔周りの後れ毛を残すことで、やわらかく軽やかな印象に仕上げられます。毛束を少しずつ引き出して動きをつけると、顔周りに自然な立体感が生まれ、まとめ髪もほどよくラフな雰囲気になります。
  • くすみカラーで軽やかに仕上げる
    アッシュやグレージュ、ベージュなど、彩度を抑えた色味をヘアカラーやメイクに取り入れます。原色のような強い色味を避けることで、肌や髪になじみやすく、落ち着きのある軽やかな印象に仕上がります。複数の色を組み合わせる場合も、彩度をそろえることで全体にまとまりが生まれます。
  • 首元や手首、足首を見せて軽やかに
    首元(デコルテ)や手首、足首など、肌が見える部分を作ることで、長袖やロング丈などの重さを感じやすい服装も軽やかに見せられます。袖をまくったり、襟元を開けたり、足首が見える丈を選んだりすることで、全身のバランスをすっきり整えやすくなります。
  • 整えた髪や肌に自然なゆるさを加える
    抜け感は、髪や肌を何も整えずにラフにすることではありません。肌のツヤや髪の質感を整えたうえで、毛束を少し崩したり、メイクの一部を控えめにしたりすることで、自然な軽さを作ります。全体をきれいに整えながら、あえて作り込みすぎない部分を取り入れることがポイントです。