月見草油とは、月見草の種子から抽出される植物油です。「イブニングプリムローズオイル」とも呼ばれ、スキンケアや健康食品などに利用されています。
月見草油には、必須脂肪酸の一つである「γ(ガンマ)-リノレン酸」が含まれています。γ-リノレン酸は、肌のうるおいを保ち、健やかな状態を維持するために重要な脂質成分です。化粧品では肌の乾燥を防ぐ目的で配合されるほか、サプリメントなどの食品にも利用されています。
主なポイント
- 「乾燥」から肌を徹底的に守る
肌の表面に膜を張り、内側の水分が逃げないようにしっかりと蓋をしてくれます。カサつきがひどい肌や、硬くなった肌をふっくらと柔らかく整える力が強く、しっとりとした質感が長続きします。 - 「バリア機能」を立て直す力
γ-リノレン酸は、肌の隙間を埋めて外部の刺激から守る「セラミド」を作る手助けをしてくれます。肌の土台を丈夫にすることで、少しの刺激では荒れにくい、安定したコンディションへと導きます。 - 「敏感肌やアトピー肌」のケアにも
炎症を抑える働きがあるため、かゆみや赤みが気になる敏感な肌を優しく鎮めてくれます。肌荒れを繰り返しやすい時期の、守りのケアとして非常に頼もしい存在です。 - 「女性特有の悩み」へのサポート
スキンケアとしてだけでなく、飲み薬(サプリメント)としても親しまれています。ホルモンバランスを整える働きがあり、生理前のイライラや肌荒れ、更年期の不調を和らげるためによく使われます。 - 「酸化しやすい」性質に注意
とてもデリケートなオイルで、光や熱に弱く、時間が経つと質が変わりやすい(酸化しやすい)という弱点があります。開封した後は、日の当たらない涼しい場所に保管し、新鮮なうちに使い切るのが鉄則です。 - 「手作り化粧品」でも定番
馴染みが良く栄養も豊富なため、自分でオイルをブレンドして作る美容オイルやクリームの材料としても人気があります。自分だけの特別な保湿ケアを作りたい時によく選ばれる、高級なオイルです。

