セラミド

セラミドは表皮の角質層に存在しており細胞間脂質のひとつです。細胞間脂質とは、細胞と細胞をつなぐ糊の役割をしており、外的刺激から肌を守り、さらに水分を蓄えて肌を保湿役割があります。セラミドはこの細胞間脂質の半分を占めている物質で、肌のうるおいを保つために重要な役割を担っています。セラミドは年齢と共に徐々に減少し、30代で大幅に低下し、50代では20代の約半分に減少すると言われています。またセラミドにはたくさんの種類があります。例えばセラミド1は摩擦や紫外線など、外部刺激から肌を守ります。セラミド2,3は保湿機能がありシワを予防します。セラミド4,5は角質の脂質バリア層をつくります。セラミドが不足すると乾燥を引き起こし、シワやたるみが発生し、肌のバリア機能も低下します。

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