白斑

表皮に存在するメラニン色素を生成する色素細胞「メラノサイト」が、何らかの原因で喪失することにより、皮膚に白色の斑状の領域が現れる皮膚疾患です。色素脱失症ともいいます。メラノサイトの免疫系の疾患で、顔、手、肘、膝など体の様々な部分に生じます。白く型抜きしたようになるため、皮膚の色が濃い人ほど際立って見えます。白斑の形はや大きさはさまざまで、境界がはっきりした小さいシミのような白斑が数個発生する人もいれば、面積の広いものが発生する人もいます。白斑部分は毛包のメラノサイトが失われているため、そこに生える毛髪も白くなります。

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