明度
明度とは色の三原則(色相、明度、彩度)の一つです。明度の高低は物体の反射率と相関性が高く、白に近づくほど明度が高く、黒に近づくほど明度が低いとされています。明度の高い明るい色は清々しく軽快で透明感のある印象を与え明度の低い暗い色は落ち着いた、シックな印象を与えます。これを色の軽重感と呼びます。
《色の重厚感を表す明度の例》
・夏の青空のような透明感のある水色・・・明度が高い
・冬の深い海のような濃い青・・・明度が低い
・水っぽい水彩絵の具のような薄赤・・・明度が高い
・あずき色のような黒っぽい赤・・・明度が低い