帯締め

帯締めは、帯を固定するために使う着付けにおいて重要な紐です。帯締めには大きく分けて3つの形状があります。丸く編まれた組み紐を「丸組」、平たく編まれた組み紐を「平組」、布の中に綿が入っている「丸ぐけ」です。礼装(留袖)には金糸と銀糸で組まれた平組を使用するのが基本です。丸ぐけは主に七五三の振袖や花嫁の白無垢、打掛、引き振袖などに使用します。中に綿が入っているためクッション性があり重たい帯をしっかり固定することができます。振袖や普段着には、帯や着物の色やデザインに合わせて好みの帯締めをコーディネートすることができます。

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