パーマ臭

施術時の刺激の強いアンモニア臭は1剤中にアルカリ剤として使用されるアンモニア水から揮散されます。パーマネントウェーブの1液中にはチオグリコール酸やシステインなどの還元剤が配合されています。これらが、毛髪中のSS結合(ジスルフィド結合)と反応し硫化水素を発生させます。硫化水素は腐った卵のような悪臭を発生させます。他にも1剤から発生する、硫黄系の成分であるメチルメルカプタンは腐ったタマネギのような悪臭があります。施術後に髪に残る不快な臭いはこれらが原因です。臭いはシャンプーを繰り返すうちに徐々に薄れていきやがてなくなります。

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