色素沈着

炎症ニキビにより肌が刺激を受けると表皮の基底層にある「メラノサイト」という色素細胞の防御機能が過剰に働き「メラニン」が生成されます。通常であればメラニンはターンオーバー(肌の新陳代謝)により徐々に皮膚の表面に押し上げられていき、最終的には垢として剥がれ落ちていきます。 しかし、加齢、乾燥、生活ストレス等の理由でこのターンオーバーが滞るとメラニンが停滞し、茶色く色素沈着を起こします。 色素沈着はニキビだけでなく、虫刺され、傷、火傷などの後にも同様に起こります。 このようにしてできた色素沈着を「炎症後色素沈着」と呼びます。

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