爪郭(そうかく)

爪の両サイドと生え際部分の皮膚のことで、爪を支え衝撃から守る働きを担います。両サイドの爪郭(そうかく)を「側爪郭」、生え際の爪郭を「後爪郭」といいます。後爪郭から爪に向かって伸びている半月状の乳白色部分を「爪小皮(そうしょうひ)」といいます。後爪郭は「爪根」を覆っており、爪根には「爪母基(そうぼき)」という新しい爪を作る部分があります。そのため、爪を何かに挟んだり、爪の上に物を落とすなどして、後爪郭に強い衝撃や圧が加わると、新しく伸びてきた爪表面が凸凹になっていたり、傷がついて伸びることがあります。

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