爪郭炎(そうかくえん)

「オニキア」とも呼ばれる爪の病気の一種です。爪郭とは爪の両サイドにある皮膚の厚みがある部分で、爪を額縁のように支える役割があります。爪郭炎は傷口などからカンジダ菌などが侵入することで炎症を引き起こし、爪郭が赤く腫れあがる病気です。炎症が進行すると爪の表面に凸凹ができることがあります。主な要因は甘皮処理のやりすぎが考えられます。甘皮には爪と皮膚の間に細菌が侵入するのを防ぐ役割があるため、甘皮を取りすぎることで感染リスクが高まります。さらに深爪、ささくれの、傷口から感染することもあり、爪を噛むクセがある場合も要注意です。爪の周りの皮膚が腫れている間は炎症を悪化させないよう、ネイルポリッシュをはじめスカルプチュアなどはオフします。

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