紫外線

紫外線はultravioletの略でUVと表記されます。紫外線は年間を通して照射されていますが、5〜9月にかけて特に多く、6月〜7月がピークになります。夏場の紫外線量は、10時〜14時が一番強く、1日の60%の紫外線量を占めています。紫外線量は体感による暑さとは関係なく、涼しい避暑地でも標高が高い場所では紫外線量がより多くなります。また紫外線は窓ガラスや水、雲も通過し、薄曇りの涼しい日でも紫外線の80%以上を浴びています。紫外線は太陽光の一つで、A波、B波、C波に分けられ、そのうちA派とB波が地球に届いています。B派は皮膚表面の日焼けを起こすだけでなく、皮膚の奥深くまでも届きます。細胞を破壊しシワやたるみなどの肌の老化を引き起こしたり、皮膚がんの原因にもなります。A派はB波ほど有害ではないといわれていますが、長時間浴びた場合は同じように細胞を傷つけます。日焼け止めクリームの指数で見られるSPFはB波を防止する効果の強さを数字で示したもので数が大きいほど強力です。PAはA波を防止する効果の強さを+の数で示したものでプラス3個が最も強力です。

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