インナーカラーとは、髪の表面(オーバーセクション)は染めずに、内側の層(アンダーセクション)だけを外側とは異なる色で染めるデザインカラーの総称です。髪を下ろしている状態では一見ナチュラルなワンカラーに見えますが、風に吹かれたときや手ぐしを通したとき、耳にかけた瞬間に内側の鮮やかな色がのぞく「チラ見せ」の美しさが最大の特徴です。
この技法の最大のメリットは、「派手髪への心理的ハードルの低さ」にあります。全体をブリーチして鮮やかな色にするのは勇気がいりますが、インナーだけであれば仕事や学校の規則に合わせて表面の髪で隠すことが可能です。また、顔周りに明るい色を配置することで、レフ板のように顔色をパッと明るく見せる効果(フェイスフレーミング)や、結んだ際に見える色のコントラストでヘアアレンジに劇的な立体感を与えることができます。

