ネイルオフとは、ジェルネイルやアクリルスカルプチュアなどの人工爪を取り除き、自爪の状態に戻す工程です。単に剥がすのではなく、アセトンなどの薬剤やネイルマシンを使い、爪の状態を確認しながら人工爪の部分を取り除きます。自爪の表面を削りすぎないよう、適切な方法で施術することがポイントです。

浮いてきたジェルを無理に手で剥がすと、自爪の表面まで一緒に剥がれ、爪が薄くなったり傷んだりする原因になります。サロンでのネイルオフでは、ジェルの種類に合った方法で柔らかくしてから、浮いた部分を少しずつ取り除きます。自爪の状態を確認しながら丁寧にオフすることで、爪への負担を抑えながら次のネイルや自爪のケアにつなげられます。

主なポイント

  • アセトンでジェルを柔らかくしてオフする:
    アセトンは、ジェルネイルの種類によってはジェルを溶解・軟化させ、爪から取り除きやすくするために使われる溶剤です。揮発性が高く、皮膚の乾燥につながることがあるため、オフ後はキューティクルオイルやハンドクリームなどで爪周りを保湿するとよいでしょう。
  • コットンとアルミホイルでジェルをオフする:
    アセトンなどの溶剤を含ませたコットンを爪に置き、アルミホイルで包んで密閉します。ジェルを溶剤にしっかり触れさせて柔らかくすることで、爪から取り除きやすくします。ジェルの種類や状態によって必要な時間が異なるため、無理に剥がさず、浮いてきた部分から少しずつ取り除きましょう。
  • フィルインで自爪への負担を抑える:
    通常のオフでは、ジェルをすべて取り除いてから新しく施術します。一方、「フィルイン」はベースジェルを一層残し、表面を削って整えたうえで、その上から新しいジェルを重ねる方法です。毎回すべてのジェルを取り除く方法に比べて、自爪を削る工程を減らせるため、爪の薄さやダメージが気になる場合の選択肢になります。
  • ネイルマシンで効率よくジェルを削る:
    ネイルマシンは、表面の厚みがあるトップジェルや、溶剤で柔らかくならないハードジェルなどを効率よく削るために使われます。自爪を削りすぎないよう、回転数やハンドピースの動かし方を調整しながら、必要な部分だけを削る技術が求められます。
  • サンディングでジェルをオフしやすくする:
    ジェルの表面をファイルなどで削る「サンディング」を行うことで、アセトンなどの溶剤がジェルに触れやすくなり、柔らかくする工程を進めやすくなります。ジェルの種類や厚みに合わせて適切に削ることで、オフにかかる時間や自爪への負担を抑えやすくなります。
  • 「オフ後」のバッフィングで表面を整える:
    ジェルを取り除いた後は、爪の表面に細かな凹凸が残ることがあります。目の細かいスポンジバッファーで表面をなめらかに整え、必要に応じてシャイナーやネイル用の強化剤などで仕上げます。