ネイルリペアとは、亀裂が入った自爪を補強したり、浮いてしまったジェルネイルやスカルプチュアの一部を修正したりする補修技術のことです。すべてをオフしてやり直すのではなく、ダメージのある部分を補修することで、自爪への負担を抑えながら見た目を整えます。
爪の脇にあるストレスポイントなどに亀裂が入った場合は、リペアによって亀裂部分を補強し、爪の状態に合わせて長さや形を整えます。また、根元が伸びてきたジェルネイルを補修する「フィルイン(一層残し)」も、広い意味でリペアの一つとして扱われることがあります。アセトンによるオフの回数を減らしながら、ネイルを継続して楽しみたい場合にも取り入れられている技術です。
主なポイント
- シルクラップで亀裂を補強:
亀裂が入った部分に薄い絹の布(シルク)を貼り、接着剤(グルー)やレジンで固定して補強する技法です。シルクが亀裂部分を支えることで、自爪のしなやかさを保ちながら、強度を補いやすくなります。
- フローターで爪に厚みを出す:
フローターとは、自爪の上にジェルやアクリルを薄く重ねて、爪に厚みを出して補強する方法です。薄くて割れやすい爪を保護し、二枚爪や欠けを防ぎやすくするために用いられます。爪を伸ばしている途中の補強として取り入れることもあります。
- 「リフト(浮き)」の部分修正:
リフトとは、ジェルネイルやスカルプチュアが自爪から浮いて、隙間ができた状態のことです。先端など一部だけが浮いた場合は、浮いた部分を削り落としてから新しいジェルを継ぎ足して補修します。浮いた部分をそのままにすると隙間に水分や汚れが入りやすくなるため、早めにリペアして清潔な状態を保ちましょう。
- 「1本だけ」の長さ合わせ:
1本だけ爪が折れて短くなった場合に、ジェルスカルプなどで長さを補い、ほかの爪と長さを揃えます。10本の爪の長さをバランスよく整えることで、ネイルデザイン全体をきれいに仕上げやすくなります。
- アクリルパウダーで爪を補強する:
アクリルパウダーとは、専用の液体と混ぜて人工爪の形成や補強に使う粉末状の素材です。激しいスポーツや楽器演奏などで爪に負担がかかりやすい場合には、アクリル素材を使って亀裂や欠けた部分を補強することがあります。爪の状態や用途に合わせて素材を選ぶことで、再び亀裂や欠けが起こるのを防ぎやすくなります。
- 「メンテナンス」の周期:
リペアは亀裂や浮きなど、トラブルがある部分を補修するためのものです。3週間〜1ヶ月を目安に状態を確認し、必要に応じて全体を付け替えたり、フィルインを行ったりして、爪やネイルを清潔な状態に保ちます。

