枝毛とは、髪の保護膜である「キューティクル」が剥がれ、内部の「コルテックス(毛皮質)」が露出して縦に裂けてしまった状態を指します。髪の主成分であるタンパク質(ケラチン)は、海苔巻きの具のように縦方向の繊維束で構成されているため、一度結合が弱まると、竹を割るように先端からパカリと裂けてしまいます。
残念ながら、一度裂けてしまった枝毛が自然に再結合して元に戻ることはありません。 放置すると裂け目が根元に向かって進行し、さらに深刻な「切れ毛」や「バサつき」を招くため、発見した際は枝毛の起点から数センチ上をカットするのが唯一の解決策です。現代のヘアケアでは、手触りを一時的に良くするだけでなく、高機能なヘアオイルやアウトバストリートメントで疑似的なキューティクルを形成し、摩擦や乾燥から「物理的に守る」予防美容が不可欠となっています。

